僕は嘘つきです。発達障害と自己信頼感の欠如~自分を裏切る障害~
こんにちは、Jaxです。
僕は嘘つきです。
発達障害にとっての約束とは?にも書きましたが、
僕はすぐに約束を破ってしまいます。
それで、奥さんと喧嘩になったりします。
逆切れもします。
前のブログでは、僕は、
「では、どうすれば僕みたいな発達障害のパートナーと喧嘩せずにすむのでしょうか?」
「答えは、セルフアウェアネスとコンプロマイズになります。」
と書いているのに、僕は、結局、まだまだセルフアウェアネスとコンプロマイズ(self awarenessとcompromise)
が出来ていないようです。
何故なら、僕はお正月に、オーバーウォッチ(Overwatch)というオンラインゲームを辞める事を奥さんに誓いました。
何故なら、毎日何時間も何時間も、大声で深夜過ぎてもゲームするので、うるさくて奥さんは寝れなくてつらいし、
奥さんとの用事よりゲーム優先だからです。
そして、僕自身も、時間の無駄だとは分かっているからです。
そして、僕は本当に、お正月にプレーステーション4から、オーバーウォッチ(Overwatch)を削除しました。
しかし、僕は自分自身としたこの約束を、たった20日間で破ってしまいました。
僕はこのように、いつも自分自身とした約束を破ってしまいます。
だから、僕は自分自身のことを信頼していません。
それで、人のことも信頼できません。
それで、奥さんの気持ちをいつも確かめるような、中二病の行動をとってしまいます。
いつも、別れようといって、奥さんが別れないよ。
と言ってくれのを待っています。
時々、奥さんが疲れ果てて、いいよ、別れよう。と言おうものなら、
僕の大激怒がはじまります。
自信をなくし、いじけて、キープしている女友達に連絡だってとってしまいます。
僕は見捨てられるようなことをして、奥さんをいつも試すのに、本当に見捨てられると死んでしまいます。。。
僕は奥さんが別れないといったり、怒ったりすると安心するという変な病気です。
奥さんは大変です。
これは発達障害の二次障害です。
僕は、人との約束を守りたくても守れません。
分かっているかけど、守れません。
僕は小さい時に、正しいサポートを受けていない、発達障害児です。
親だって、発達障害がない、子どもの子育てだって悩むのに、発達障害の子どもの正しい育て方なんて、
分からないでしょう。
今の時代は、少しずつ、発達障害児にあった育て方の本やサポート団体ができていますが、当時は発達障害という言葉も
みんな知らなかった時代です。
そして、更に、僕は英語ネイティブなので、日本では結構ちやほやされて、
失敗して、経験を積んで、責任をとって、という普通の社会人が通る精神的な自立の道を歩むことなく、
いつも、お酒や、毎日のパーティー、日本にいるイージーな女性達(国籍問わず)に逃げ続けて生きることができました。
でも僕の心の奥底にいる、本当のピュアな発達障害児Jaxは知っています。
僕の人生は空っぽだということを。
僕は何度もちゃんと生きようとしました。
実は、僕は立派な大学をでて、頭もいいし、ITも得意です。
あるときは、ヘッドハンティングを受けるぐらいの、エリートサラリーマンでした。
20代で年収一千万オファーを受けました。
でもどんな会社も1年程度でやめてしまいます。
最長3年が1回あります。
僕は本当に我慢が出来ない人間です。
そして、僕はちゃんとできない人間なんだと、自分自身で思い込んでしまいました。
それからの僕は、毎日、英語ができるだけでちやほやされる日本で、パーティ三昧をしました。
このままだと、僕は本当に戻れなくなると思って、今の奥さんと結婚して、
人生をやり直すために、日本から実家のある北米に戻ってきました。
それで、僕の生活態度は日本の100倍よくなりました。
それは奥さんも喜んでくれているところです。
100倍よくなっても、今も、仕事しない(職探し頑張ってます)、ゲーム三昧、暴言、一切家事しない。
食べて、お酒のんで、寝て、ゲームして、ちょっと頑張ったらすぐ疲れて。。。
の繰り返しです。
仕事もしない、ご飯もつくらない、そして片付けもしない。。。
それで、ゲームして、奥さんにも逆切れです。
これで、日本にいた時の100倍ましって、日本の僕は果たして人間だったのでしょうか?(笑)
そして、奥さんはどうして僕から離れないんでしょう?
恐らく、ストックホルム症候群に似た症状と、サンクコストにより損切が出来ないからだと思います。w
というのは半分本当で、奥さんは、発達障害が悪いものじゃない!
と社会に伝えたい人だからです。
ようするに、奥さんは僕の味方なのです。
だから、奥さんは決して僕を諦めないのです。
ちなみに、僕の奥さんは、スーパー変人です。
僕は奥さんのことを僕より空気を読めないと思っています。w
僕と違って、奥さんは理論がすきです。
ぐちゃぐちゃした話には対応できるようになったけど、
理路整然としてない会話はストレスです。
変人です。
女友達が少ないと思います。
彼女には、研究者とか、ITオタクとか、
があっています。
そんな変な僕の奥さんは
はじめて、僕の被害者にならずに、僕が本当は“困っている人なんだ”
ということに気付いてくれた人です。
それで、世間にもっとリアルな発達障害を伝えたいと思っているのです。
発達障害の子どもも、正しいサポートを小さなころから受ければ、社会にでて、余計な2次障害に苦しむ確率が減ります。
サポートがある社会では、
僕のように、アルコール依存、ゲーム依存、誰かがやってくれる依存、境界性人格障害に似たような症状
などが現れにくい、ピュア型無害な発達障害のままでいれます。
2次障害のある発達障害のパートナーは、誰に相談しても、分かってもらえない問題もあります。
相談しても、誰にも理解されないし、
ひどい時には、気にしすぎだよ、考えすぎだよ、男はそんなもんよ、と本当の僕のことを知らない人から、セカンドアビュースをいつも受けています。
みんな、僕を理解できないし。
みんな、僕をあきらめてしまいます。
みんな、僕の問題から目をそらします。
でも、僕の奥さんは決して逃げません。
僕の奥さんは僕を決してあきらめません。
僕の奥さんは、僕の味方です。
僕たちは、発達障害は悪い事ではない。
というか、ピュア発達障害と2次障害持ちの発達障害の違いを、みんなにもっと知ってほしいです。
メディアや漫画、ドラマで発達障害のイメージが最近、一人歩きしています。
発達障害は、わがままで、自己中なので、なかなか、本人が困っている、実は助けを求めていることに
気付かれにくいです。
発達障害をあまり理解していない親は、発達障害をただの性格のせいにしようとして、
問題とちゃんと向き合わずに、余計に、子どもの2次障害を悪化させているという現実もあります。
中にも、発達障害者自身が、障害という言葉に敏感で、個性だ、とかいってますが、発達障害は、治る病気ではなく、障害です。
だからサポートが必要なんです。
僕らを応援してください。
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