ADHDの僕いっそ、サイコパスなら良かったのに。
今回はADHDが残念ながらサイコパスになれない理由をかこう。
僕は、人の気持ちが分からない。共感力もない。でもサイコパスみたいに器用じゃない
僕は、奥さんが家でご飯を作って待っているのを知っていても、連絡をしない。
奥さんは、いつもより帰る時間が遅い時は、一言でいいから連絡が欲しい。
それで、いつも温かいご飯を用意することができるからだ。
今日も、寄り道していて、帰るのが遅くなった。
奥さんの電話に僕は応答しなくて、折り返しの電話をかけたら今度は奥さんがでなかった。
奥さんからきた、LINEのメッセージは返信しなかった。
僕は、家で待っている奥さんの気持ちに共感できない。
だから、
奥さんに「次回から、一言でいいから連絡してね。LINEでいいから。」
と言われても、
僕は、「何で、自分も電話にでなかったじゃん!」と言って自己正当化するために、
喧嘩をうってします。
奥さんは、「ご飯作ってたし。。。“LINEに一言今日は寄り道するから、少し遅くなる。”って仕事終わりにすぐ書いておけばいいだけじゃない。」と言う。
僕はまた、「電話でなかったじゃん。」と奥さんのポイントは無視して逆切れする。
で、奥さんはめんどくさくなって、話を終わらせる。
これを何年も続けているのが僕らだ。。。
家で待っている奥さんの気持ちが想像できないからだ。
その点は、僕はサイコパスぽい。
サイコパスの特徴の共感力がないに当てはまる。
【冷淡な脳】サイコパス“傾向”と、サイコパスは違う
サイコパス研究の第一人者であるジェームズ・ブレア(James Blair)の著者
「サイコパス -冷淡な脳-」にはこう書かれている。
1.サイコパス傾向をもつ子供の75%がADHDを満たす。
2.サイコパスの3/4はADHD(多動)を合併している
3.ADHDは「攻撃性」と「衝動性」がセットになっているためすぐカッとなって暴力を振るいます
これを読んで、ADHDのこと、まだまだ正しく理解されていないんだな、と悲しくなった。
と同時に、ヤバいな。。。と思った。
だって、みんな、僕や奥さんみたいに、深く知識を知る機会がないから、ネットの情報だけで、ADHDの勝手な一般化イメージでADHDはサイコパスと一緒と認識されていたりします。
ただサイコパスは衝動的に怒らないので、ソシオパスとサイコパスをこの人も混同しているようだ。
サイコパスか分かる実験
サイコパスかどうか調べる実験がある。
まずは以下の引用をみてほしい。
サイコパスに、男性が女性の喉にナイフを押しつけて、女性のおびえるている顔の画像を、見せたところ、普通の人間では、強力に反応する脳の部位が反応しないという特徴があります。
定型発達はナイフをつきつけられるなどの場面をみると、脳が
恐怖を感じます。
しかし、サイコパスの脳内では、まったく感情的な反応が起こりません。
このサイコパスの脳の反応が、ADHDの脳の反応とも似ているので、サイコパスとADHDなどの発達障害が同じにされやすいです。
サイコパスとADHDなど発達障害の脳
具体的な脳の部位でいうと、サイコパスやADHDは以下のような脳の部位が、
定型発達と比べて不活発になります。
・扁桃体(amygdala)
・眼窩前頭皮質(orbitofrontal cortex)・・・“がんかぜんとうひしつ”と読む。
・上側頭回(Superior temporal gyrus)・・・“じょうそくとうかい”と読む
・腹外側皮質(ventrolateral cortex)
・前頭前野(prefrontal area )
従って、サイコパスが感情がない冷淡な脳と言われるののは、脳をみると正しいと言えます。
でもADHDの僕はサイコパスみたいに計算高く、一見とても魅了的で、
社会的にも人を支配する立場になんていない。
僕はサイコパスみたいな器用さがない、衝動的に行動してします。
僕はサイコパスみたいには絶対なれない。
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